プレイマットとは

プレイマットというのは、簡単に言うと、赤ちゃんのためのスペースに敷くマットのことを言います。

このプレイマットは、大きく2つのタイプに分けられます。赤ちゃんが転がっても痛くないよう配慮されてつくられている…というのは共通していますが、ただ単に、カーペットのようなフローリングや畳の上に敷くだけのシンプルなプレイマットと、オモチャなどの仕掛けが付いているプレイマットの2種類です。メーカーやブランドによっては、仕掛けのあるプレイマットを、プレイジム、またはプレイジムマットを称しているところもあります。

プレイマットは、赤ちゃんの肌にも優しい、柔らかい布製のものが一般的です。各家庭によって様々ですが、ずっとプレイマットを敷きっぱなしのところもあれば、赤ちゃんが使用する時のみ敷いているところもあります。布製で簡単に折りたたむことができるので、必要な時だけ敷く…ということも簡単にできますし、例えば、実家へ帰省する時などでも、簡単にプレイマットを持ち運ぶことができてとても便利ですよね。

ちなみに、様々なオモチャがついたプレイジムは、イスラエルの赤ちゃん用知育玩具メーカーが考案したものなのだそうです。プレイジムがイスラエルで誕生したことを意外に思われる方も多いかと思いますが、実はイスラエルという国は、乳児の発達研究・発育研究をとても熱心に行っているのだそうです。白黒絵本(幼児心理学を基に開発された、新生児の発達に高い効果をもたらすことができる、白黒理論の絵本のことで、白と黒しか色のないありません。最近は、これに赤が加わった白黒赤絵本が主流となっています)の研究も、このイスラエルでは早くから行われてきたのだそうです。これまでに培ってきた様々な発達研究のノウハウは、プレイジムを始め、様々なオモチャつくりにも活かされているんですね。

また、オモチャによる仕掛けなどのないプレイマットにも様々な種類があります。柔らかい布製で、かつ分厚くなっているものがほとんどですが、最近は、およそ1cmほどの厚みがあるクッション材を使用したプレイマットも人気です。このタイプのプレイマットは、1枚の大きなプレイマットを購入するのではなくて、1枚は小さいマットですが、それを好きなだけ自由にパズルのように組み合わせることができるので、部屋の広さや、赤ちゃんの遊びスペースなどに合わせて、必要な分だけ購入すれば良いので非常に便利です。色も何色か揃っているものも多いので、部屋のインテリア等に合わせて色を選ぶこともできますし、また落ちない汚れが付いてしまった場合でも、その部分だけを取り替えることができるのも良いですよね。厚みがあるので、万が一、赤ちゃんが転んでしまった場合でも、思い切りフローリングなどに頭をぶつける心配がありませんし、それに転倒による衝撃を緩和することができますから、アパートやマンションなど、階下へ響く物音を抑えることもできます。もちろん、赤ちゃんが固めのオモチャを投げつけた時も、そのプレイマットの上であれば、音が響くことがありません。更に、断熱材としての働きも期待できるので、部屋のエアコンの効果を高めることもできますよ。赤ちゃんが大きくなり、プレイマットが不要となった場合でも、例えば家具の下に敷けば、フローリングに傷がつくのを防ぐことができますし、いろいろ使い道があるのは良いですよね。

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プレイジムの選び方

赤ちゃんは、生まれてしばらくの間は、1日のほとんどを仰向けの状態で過ごすことになります。つまり、天井しか見ることができないんですね。昔から、天井からぶらさげ、メロディと共にまわるオモチャ(オルゴールメリーと言うのだそうですが)がありましたが、天井にぶらさげる手間があり、設置している家庭は少なくなったように思います。どうしても、オモチャを引っ掛けるフックが必要となってきますから、面倒といえば面倒ですしね。その代わりとして、最近は、ベビーベッドに設置するタイプの小さめのオルゴールメリーや、寝転んでいる赤ちゃんのすぐ近くに置くメリー、そしてプレイジムなどがあります。赤ちゃんの五感を刺激し、発達させる効果のあるものですから、赤ちゃんに与えてあげたいと考えるお父さん・お母さんも多いと思います。

プレイジムを選ぶ場合…これはプレイマットでも言えることですが、やはり布製のものを選ぶようにしてください。お父さん・お母さんなどの保護者の方にとっても、そして赤ちゃんにとっても、布製のものが最も理想なんですね。布でつくられたプレイマット・プレイジムは、柔らかくて、敏感な肌の赤ちゃんにとても優しいですし、安全です。赤ちゃんが1歳になるまでは、極力、周囲に硬いオモチャなどは置かないようにする必要がありますが、布製のプレイジムならば、布製で安全ですし、赤ちゃんのすぐ傍にあっても問題はありません。それに、布とひとことで言っても様々な種類のものがあり、もちろん種類によっては触り心地なども異なりますから、いろんな手触りを感じることもできます。また、プレイジムそのものが、赤ちゃんの興味を引きやすいように、カラフルな色・模様でデザインされているものが多いので、視覚を刺激する効果も期待できるんですね。赤ちゃんが使用するオモチャや育児アイテムに、カラフルで独特なデザインのものが多いのは、視覚刺激によって、赤ちゃんの脳神経の発達を促進する働きがあるからなのです。ちなみにこれは、白黒赤理論を基としていることが多いのだそうです。

白黒赤理論というのは、生後数ヶ月頃までの赤ちゃんは、大人のような視界を持っていません。最初にも触れましたが、視力もかなり低いですし、まだぼんやりとした視界しか赤ちゃんの目には広がっていないのです。正直なところ、目の前にお母さんが立っていても、その姿を認識しているかどうかも微妙ですし、もちろん(嗅覚での判断はないものとして考えると)お母さんを姿形だけで認識することもできません。しかし、そんな殺風景でぼんやりした世界のなかでも、特定の配色・模様などに関しては、明確に認知する…という研究結果が出ているのです。その研究によると、生後まもない赤ちゃんというのは、白黒の模様…特に人の顔を模ったものを長く注視し、色は赤を好むというのだそうです。つまり、白と黒のコントラストの強い配色に、赤色を加えて、更に人の顔をモチーフにした絵柄や、丸・三角・四角…という単純な図形を組み合わせたもの、幾何学模様などに強い視覚刺激を受けることになるわけです。

そして、聴覚も刺激できるように、押すと音が鳴るような仕掛けがあるプレイジムを選ぶようにしてください。最初は、ただ音が耳に入ってくるだけだったのが、次第に「これを押すと、音が出る」という関係性を見出すようになりますし、それもまた発育には良いことなのです。

あと、赤ちゃんが上手に座れるようになり、そしてハイハイしたり、立ったり、歩くようになっても使えるプレイジムを選んだ方が、長い期間遊ぶことができますし、経済的でもあります。使用する赤ちゃんの月齢・年齢に応じて、マットの上にあるオモチャや仕掛けを変えることができるプレイジムも多くありますし、もうこういったオモチャで遊ばなくなった後でも使えるように、オモチャやバーなどを取り除いて、それこそプレイマットとして置いておくこともできます。いわゆるプレイマットの上が、アクティビティ・センター(遊びの拠点)となるわけですが、部屋の一角をそう位置づけておくことで、子どもながらに「ここが遊ぶ場所」という決め事を理解するようになりますし、遊ぶ環境を確保することができます。

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プレイジム

プレイマットの定義…がイマイチはっきりしていませんが、プレイジム、もしくはプレイジムマットとは、まだハイハイすることができない…つまり、ねんねしかできない赤ちゃんが、寝転んだ状態で楽しめるよう、手触りを楽しめたり、触っただけで音やメロディが鳴ったり、色・模様などがカラフルで興味をそそられるようになっていたり…と、様々な仕掛け・工夫が施されているマットのことを指しています。

プレイジムも多種多様にありますが、最近のプレイジムは、一時的な期間だけ使用するのではなく、お座りができるようになったり、ハイハイできるようになっても楽しめるプレイジムが主流となっています。ねんねの赤ちゃん~お座りが上手に出来る赤ちゃんの頃まではプレイジム、ハイハイできるようになったらプレイトンネル、立って歩くようになったらプレイマット…という使い方ですね(もちろん、種類によってプレイトンネルに変形させることはできないプレイジムもあります)

実は、同じオモチャでも、赤ちゃんの成長に伴って遊び方をだんだんと高度にさせることができる…というのは、赤ちゃんにとってとても大切なことなのだそうです。赤ちゃんが月齢を重ね、成長していくごとに、各月齢に応じた新しいオモチャを買い与えることもあるかと思いますが、言い方は悪いですが、新しいオモチャをとっかえひっかえ与えるよりも、小さい頃から慣れ親しんでいるオモチャを使って、遊び方の方を発展させていく方が、赤ちゃんの想像力・認知発達に大きな良い影響をもたらすのだそうです。

プレイジムに仕掛けられているオモチャは、各メーカーごとに異なってはいるものの、一般的に、ソフトミラー・音が鳴る小さなぬいぐるみ・一部分だけ異なった素材でできたもの・押したら音がなる仕掛け・リング・捲って遊ぶもの…などが付いているものがほとんどです。これらを簡単に説明すると、ソフトミラーは割れる心配のない鏡ですね。プレイジムのマットの部分に付けられており、布地の裏側にソフトミラーが付けられています。赤ちゃんが手でそれを触り、覗きこむと鏡面が見えるようになっています。音が鳴る小さなぬいぐるみは、そのままの意味ですね。ぬいぐるみのなかに鈴などが入っていて、それを手で持ったり振るだけで音が鳴る…というものです。マット部分に付けられているものもあれば、アーチの部分にぶら下げるものがあります。一部分だけ異なった素材でできたものというのは、例えば、マット部分に動物が描かれていて、その尻尾だけがビニールのような素材で出来ていたり、タオル地で出来ていたり…と、異なった感触を楽しめるようになっているものです。押したら音がなる仕掛けも、マット部分に付けられている仕掛けで、例えば動物のお腹の部分を押すと、音が鳴る…といった仕掛けが施されています。リングは、花や蝶々などに模られたリングで、歯固めとして使用するものです。もちろん噛んでも口に入れても安全な素材でできていますし、噛むことで音が鳴るようになっているリングもありますよ。また、リングに更に小さなリングが付いていて、指で摘んで移動させて遊べるようになっているものもあります。手先・指先を使うことは、脳の発達を促すことにもなります。捲って遊ぶものは、マット部分に仕掛けられていて、マジックテープを外して捲ってみると、そこに異なった柄が描かれている…いわゆる「いないいないばぁ」のような感覚で楽しむことができるものです。

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赤ちゃんとプレイマット

プレイマット…仕掛けが施されているプレイジムの場合ですが、いつ頃から使い出せば良いかわかりませんよね。生まれてすぐの赤ちゃんに使用しても、まだ時期が早いというか、あまり意味がないような気もしてしまいます。

まだ生まれたばかりの赤ちゃんは、起きている時間が短く、1日のほとんどの時間を眠って過ごしますが、日が経つについれて徐々に起きている時間も長くなっていきます。視力も、生まれたばかりの頃は0.01~0.02ほどだと言われており、目には何かは映っていても、ぼやけて形などを認識することはできません。しかし、その視力も徐々に良くなっていき、黄色・赤色などの色を認識しだすようになります。生後2ヶ月頃になると、自分の手を顔に近づけてじーっと眺める姿が見られるようになり、更にこの頃から、動いている物にも興味を示しはじめますから、はっきりした色のオモチャを目の前でゆっくり動かすと、赤ちゃんの目はその動きに合わせて動かすようになります。生後3ヶ月頃では、形もなんとなく認識することができるようになり、そして生後6ヶ月頃には視力は0.1程になると言われており、視力が0.1になれば、形も色もはっきり認識できますし、更に動いているものにも反応するようになります。

手を口元へと近づけたり、指や手を口に入れて吸ってみたりするのは、だいたい生後2ヶ月頃からです。これは、自分の手という存在に気づくために必要なことであり、赤ちゃんが自分自身を認識する第一歩が手なんですね。手や指を口に入れることを嫌がるお母さんなどもいらっしゃいますが、実はこれは赤ちゃんにとって大切なことなのです。そもそも、赤ちゃんというのは、聴覚より嗅覚より、何より触覚が最も早く発達すると言われているのだそうです。生まれてすぐの赤ちゃんの手に振動を与えたところ、その触覚への刺激が、視覚・聴覚への刺激よりも、広い範囲で脳が活発に動く…という研究も発表されています。新生児であっても、例えば無理に手を引っ張ると顔をしかめるように、生まれた頃から触覚はほとんど完成しているといっても過言ではありません。もちろん、大人のような、暑い・寒い・痛い…という感覚を頭でしっかりと認識しているわけではないのですけどね。胎児の頃…まだお母さんのお腹のなかにいる時でも、自分の指を咥えたり、自分の顔・身体を手で触ったりすることで、触覚についての学習を始めていると言われています。

触覚というのは、原子系と識別系の2種類があるのですが、この、赤ちゃんの生まれた頃から養われている触覚は、原子系の触覚になります。原子系の触覚というのは、皮膚感覚ですね。例えば、生物のうち、極めて進化が初期段階の生物というのは、目も耳もありませんが、生きていますよね?どうやって生きているのかというと、皮膚感覚で生きているのです。皮膚感覚が分化していって、後に視覚や嗅覚・聴覚などができていったんですね。そして人間は、視覚・聴覚・嗅覚が備わっている生物ですが、それでもやはり、皮膚感覚が基礎であることは間違いありませんし、皮膚感覚があるからこそ人間は生きていくことができます。例えば、熱いものを触ったら一瞬にして手を引っ込めますし、いきなり肩を叩かれたら声をあげますよね?これも皮膚感覚であり、原子系の触覚なのです。この原子系の触覚があるからこそ、自分の身を守ったり、警戒したり、自分に危険が及んだら声をあげたり、蹴ったり…という防衛・逃避の働きに繋げることが可能となります。そして、識別系の触覚というのは、原子系の触覚よりも、もっと複雑で様々な情報を処理するための知的な触覚です。原子系の触覚が進化したものが識別系の触覚…ということですね。例えば、バッグの中を見ないで物を取り出そうとする時、触った感覚でそれが何かを予測することができますよね?これが識別系の触覚なのです。

赤ちゃんは、生まれた頃は原子系の触覚しかありません。しかし、生後3ヶ月頃から、徐々に識別系の触覚を自分で取りこもうとしはじめていきます。生後5ヶ月~6ヶ月頃になると、手に持ったオモチャなどを口にいれるようになりますが、これも触感によって様々な情報を得たりして、物に対する確認をします。もちろんその後も、赤ちゃんは訓練するという意味で、手にした物を引っ張ったり、叩いたりするようになり、机の引き出しなどから物を引っ張り出したりするようになるのです。

そして聴覚ですが、よく妊娠中、お母さんがお腹のなかの赤ちゃんに話しかけたり、お父さんがお母さんのお腹ごしに話かけたりする姿を見かけますが、たとえお腹のなかにいても、外の音というのはしっかり赤ちゃんに届いています。もちろん、その言葉を理解することはできませんが、音として胎児には聴こえているんですね。だいたい妊娠30週頃から聴覚は発達していきます。そして生後3ヶ月~4ヶ月頃までは、周囲の大きな音に反応します。赤ちゃんがいるのに誤って大きな音をたててしまったりすると、赤ちゃんがビクッと身体を動かすことがありますよね?手足を伸ばし、そして瞬時に縮めるような仕草です。これは、その音に反応しているということで、この後に徐々に聴力は向上していきます。生後3ヶ月~4ヶ月の頃は、周囲の声かけ・呼びかけに対して反応するようになります。嬉しそうに笑った表情を見せるのもこの頃で、徐々に「あ~」「う~」というような言葉を発するようになります。生後5ヶ月~6ヶ月頃になると、耳に入ってくる様々な音を聞き分けたり、また理解するようになり、生後7ヶ月頃になると、音がした方に顔を動かしたり、視線を動かすようになります。そして、1歳頃になると、大人が話している言葉を理解していくようになり、その言葉を真似るようになったりしますし、オモチャなどに夢中になっていると、周囲の余計な音をシャットアウトすることもできるようになっていくのです。

…これらのことを踏まえると、プレイマット(プレイジム)は1歳になる前から使用可能だということがわかりますよね。プレイジムにも様々な種類がありますので一概に言い切ることはできませんが、上からオモチャがぶらさがっているようなプレイジムであれば、それらのオモチャを眺めたり、手で握ってみたり、振り回してみたり…という、視覚・聴覚・触覚のトレーニングをすることができますよ。聴覚・触覚については、生まれたばかりの赤ちゃんでも十分に備わっていますし、視覚は生後2ヶ月頃から徐々に発達していきますので、その頃を目安に、プレイジムを用意してみてはいかがでしょうか。もちろん、赤ちゃんの全てがプレイジムで楽しく遊ぶわけではありません。赤ちゃんによっては全く興味を示さないこともあります。我が家でも、長男はプレイジムに興味津々で、かなり長い期間遊んでいましたが、次に生まれた長女の場合は、あまりプレイジムには興味を示さず、気がむいた時でしか遊んでいませんでしたね。確かに、プレイジムで遊んぶことで、より感覚を発達させることができる…というか、発達のお手伝いができるかもしれませんが、しかしだからといって、プレイジムで遊ばないことでこれらの感覚を発達させることができないというわけではありません。赤ちゃんへの刺激は、プレイジム以外からも与えることができますので、もしプレイジムで遊ばなかったとしても、気にする必要はありませんよ。

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